写生は、目で見えた情報だけでなく、触って発見する事もあり、それを画面に注ぎ込む意識を持つと、より存在感の増した写生が出来るように思いました。

やわらかなカーブ、くたっとした印象を良く捉えています。

イワカガミは、ジメっとしたところに生息している植物だそうです。
つやと張りのある葉と茎は、上のラムズイヤーとは対照的。
葉の形を丁寧に観察されていました。

桜と梅の花の大きな違いは、花のつき方にあると思います。
梅は枝から直接花がつき、桜の花はサクランボになる前の状態なので、細い枝の先に花がつきます。
八重桜のふんわりした花の塊が、生き生きと描かれています。

すこし遅れて咲く八重桜は、花と一緒に葉も出始めています。
葉の出る位置が面白く、観察していると、まず茎の先端から出始めるのがわかります。
この写生は、枝や葉の良い形を捉えていますね。
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