ふくよかな女性のヌードを短時間で描きました。
調子をつけたところをティッシュなどでこすることによって、体の流れやボリュームを表現出来ます。
上の作品は大きなストロークで、人体を大きく捉えています。骨盤から背骨がひねりながら首につながりますが、首の付根のあたりは表現がすこし弱く感じるかもしれません。
肌に触れながら描いているような、皮膚の存在感がとてもいいですね。
墨で描いた線に水彩で彩色されています。引き直された線とスピード感が、人体を活き活きと表現されています。顔の表情もいいですね。
同じポーズでも、画材の違いによって印象が変わります。鉛筆は細い線の集積になるので、細部まで描けますが、時間もかかります。パステルやコンテは、線がやわらかく引け、抑揚もつけやすいので、短時間で描くのにも適しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿