理知的な空気をまとった、ウクライナのうつくしい女性を描きました。今回は20分の固定ポーズ3回で1枚を仕上げ、2種類のポーズを描きました。
形をとる勉強には全身を描いたほうがよいのですが、時間もあまりありませんので、上半身や顔だけ描かれる方も多くいらっしゃいます。
この作品を描かれた方は、構図を右に寄せ、間をもたせることにより静かな時間を感じさせることに成功しています。
線が生き生きしていてとても良いと思います。1本1本の線が関係しあっていて、画面に生命感を与えています。重ねられた本の存在感が弱いので、人体と同じくらいの強さのラインが入ったほうがいいいと思います。
モデルさんの理知的な空気がよく描けていると思います。ゆったりとした構図もいいですね。
左からの光を感じなら、ざっくりとした筆の運びがよいと思います。描いてる時は意外と気づかないのですが、こうして写真に撮ってみると、背景の濃い四角が、頭頂部の高さと重なっているので、少し窮屈に感じるかもしれませんね。
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