2015/11/21

春咲きの球根



今頃の花屋さんには、春に咲かせるための球根がたくさん並んでいます。普段は咲いた花ばかり描いていますが、今回は球根を描くことにしました。

上の作品は、和紙に色鉛筆で丁寧に描かれています。球根の微妙な色合いや、手前のドライのきのこの模様がとてもきれいですね。





山百合の球根です。今の時期八百屋さんにも百合根が並んでいますね。らせん状に重なりあう球根の表情がよく描かれています。根っこの流れを活かした構図です。






紅葉した多肉植物(コルダータ)の葉とカリンです。美しい葉の色合いに目が行きがちですが、葉の付け根や茎もきちんと描かれていてとても良いと思います。





色つきの紙に、ガッシュの白と色鉛筆で描かれています。色鉛筆を丁寧に重ねて微妙な球根の色と質感が表現されています。

2015/10/31

秋の収穫




和紙に鉛筆でデッサンをされています。和紙の風合いがあたたかく、画用紙で描くよりも感じ良く見えるのが面白なと思います。

上の作品はざくろの質感やカラスウリのつるの感じが、丁寧に描かれていてよいと思います。





柿とトマトは意外と似ていますが、このデッサンはちゃんと柿に見えますね。ヘタと枝の付き方や、よく見ると実の四角い感じが特徴を捉えていると思います。





最近はかぼちゃの種類も増えて、たのしいですね。かぼちゃの模様や凹凸が丁寧に描かれています。奥のかぼちゃの机に落ちる影を、もう少し監察してあげると空間が奥にも広がると思います。





どっしりとしたかぼちゃの量感がいいですね。かぼちゃの頭部と奥の葉の重なりが、意外と難しそうです。



外国人男性 固定ポーズ




ルーマニア出身のモデルさんを、2回の授業にわたって描きました。対象物を理解するには、何度も観察することが大切です。その度に見落としや、新しい発見に気付かされたりします。題材から教えてもらうことが、画面の生命感につながっていきます。

上の作品は、外国人の雰囲気がとてもよく表現されていると思います。服のしわは、人体の骨格や筋肉の張りなどと関係してできています。しわがあるから描くのではなく、その奥の、体の構造を想像して描くことが大切です。





体格に重さを感じるデッサンですね。座ってる感じがとてもよく描けています。肘を付いている奥の手をもう少し薄く引っ込めてあげると、手前の肩や背中の厚みが増すと思います。





顔の表情に存在感があり印象的に描けています。服のしわを細かく追っているのですが、体格のボリュームがもう少し出るとより良くなると思います。具体的な案は、背景を思い切って暗くすると、体が浮かび上がってきて良いかもしれません。





ハードボイルドな雰囲気がかっこいいですね。絵を薄目で見た時に、弱くなる所が骨格のつながりを弱めているところです。具体的には、右手の前腕に対して、右手力こぶの辺りは、形が抜けてしまっているので、背景を濃くするか、ラインを引いてあげても良いかもしれません。



2011/06/11

女性ヌード・クロッキー


ふくよかな女性のヌードを短時間で描きました。
調子をつけたところをティッシュなどでこすることによって、体の流れやボリュームを表現出来ます。

上の作品は大きなストロークで、人体を大きく捉えています。骨盤から背骨がひねりながら首につながりますが、首の付根のあたりは表現がすこし弱く感じるかもしれません。

肌に触れながら描いているような、皮膚の存在感がとてもいいですね。





墨で描いた線に水彩で彩色されています。引き直された線とスピード感が、人体を活き活きと表現されています。顔の表情もいいですね。




同じポーズでも、画材の違いによって印象が変わります。鉛筆は細い線の集積になるので、細部まで描けますが、時間もかかります。パステルやコンテは、線がやわらかく引け、抑揚もつけやすいので、短時間で描くのにも適しています。

カトラリー


カトラリー、いつもカラトリーと言い間違えますが、カットだからカトラリーだそうです。どうでもいいお話ですが^^

質感の違いと、同じ台の上にきちんと置いてあるように描くことがポイントです。一つだと分かりづらいのですが、複数置いた時にすべてが同じ台に載っていること。そうすることによって、前後感や広い空間を表現できるようになります。

上の作品は、何も描いてない背景が、空間として広がりを見せています。




古い鉄製のおたまです。質感はもちろん、台に置かれてできる影もきちんと描かれています。鉄をたたいてできた素朴な質感がとてもよいですね。





講師作品
台との接地点を意識しながら描きました。すこしスプーンがねじれて見えるので、形をもうすこし観察したほうがいいようです。