2010/06/20

水にうかべたマンゴー




先週に引き続き、今回はマンゴーを浮かべました。
水はとても表情の変化する魅力的な題材です。
まず大切なのは、水面の外と中の描き分け、水面が器より明るいのか暗いのか。

この作品は楕円に苦労されていましたが、すっきりと描き分けれています。

2010/06/16

薄いガラス器



デッサンでは今、こういうモチーフを描いています。
薄いガラスを集めた静物。

水を通した向こう側の世界は、ガラスの厚みによって変化します。

その変化を描く事が、ガラスの質感や透明感を表現するコツになります。

2010/06/15

バレリーナ

ダンサーの方にモデルに来て頂いて常々感じる事は、「ダンサーは踊ってる時が一番輝いている」ということ。20分の固定ポーズより、1-2分の短いポーズやムービングの方が、本当にキラキラ見えるのです。

ですが、時間をかけて人体の骨格や筋肉のねじれを理解する事もまた大切なこと。今回は後半に固定ポーズの時間を設けて、水彩で描きました。





自然物には全てねじれがあり、それを見つけて表現することが生き生きとした絵を描く事につながっていきます。





首や頭部は、骨盤から続く背骨でつながっており、流れを一緒に捉える事が大切です。



2010/06/06

水にうかべた花

水に花をうかべるというのは、
なぜかはわからないのですが、好きです。
そういえば小さい頃は、洗濯機の中の渦をよく覗いていました^^

デッサンのクラスは基本的に鉛筆で描くのですが、
水彩や色鉛筆を使う時もあります。
今月は水をテーマに描いていて、色もつけています。





「水盤にあじさいとガーベラ」
雨の日を思い起こさせるような、しっとりとした作品ですね。
あじさいの構造を意識しながら描かれている所が良いと思います。





「ガラス器にガーベラをうかべて」
花が水の上をたゆたう感じがいいですね。
ぽちゃん、と音がしそうです。





授業で水彩色鉛筆の使い方の説明のため、講師が描きました。
水彩色鉛筆は、描写>水を使う>乾かしてから再度描写、の繰り返しです。
水を使う作業と、紙が乾いてからの描写を、きちんとわけて描いた方が画材の特徴が生かす事が出来ると思います。