2011/02/27

歌うフラメンコ



いつもお願いしているフラメンコダンサーの方は、普段は歌も歌われているそうなので、今回は歌っている所を描かせていただきました。

ハスキーで格好いい歌声です。時折手拍子を加えながら、歌から心が伝わってくるようでした。

このクロッキーは、線と赤い色だけで描かれています。正直よく歌ってる所を描けたなぁと思いました。歌い手の声をキャッチして、なんとか描こうとしてる感じが素晴らしいと思います。





こちらも迫力があっていいですね。B3の画用紙いっぱいに顔を描いています。なんか本当にこういう感じです。これを繰り返していくと絶対に描けるようになっていくと思います。





固定ポーズで全身を描きました。フラメンコの堂々とした上体がいいですね。下半身は腰から足先の繋がりが少し弱い感じがします。





正面の座りポーズで難しい所は、腰から膝にかけてです。へそから骨盤の印象が弱くなりがちなので、服で見えない所ではあるのですが、腰と足の付け根を想像してみましょう。僕は透視と呼んでいます^^
上体はしっかり描けていますね。

2011/02/26

マーブリング紙に描く



先日作ったマーブリング紙に、ペンや色鉛筆で描きました。

沢山紙がある中で、この作品は黒い紙に黒の羽ペンを描くという所が洒落てるなぁ、と思いました。描き終わって、白い字で手紙をそえました。構成も面白いですね。





黒のペンをつかって、金属製のゴブレットを描きました。エッチングの作品のようで雰囲気ありますね。ゴブレットの外側の丸みはなかなか苦労されていましたが、シルエットがとても綺麗です。





薔薇から香りがするようですね。花の膨らみや、ガクなどとても丁寧に描かれています。手前に来る葉の印象が少し弱いかもしれませんが、中心の茎をもう少し長く入れてあげるとより良くなると思います。





和紙にマーブリングで模様をつけた紙に、色鉛筆で描きました。紙の風合いが優しく、皮膚のようでした。





紫の空間の中に、薔薇がそっと存在する感じが自然に描けています。影色にまわりの空間の色(背景色)を意識されているのがいいですね。





チェーンで釣られた珍しい花器に、薔薇がいけてありました。金箔をコラージュし、その上にペンとパステルを使って描きました。薔薇がゴンドラにのって旅をしているようですね。





色合いの強い模様の紙に、香水瓶を描きました。背景が強いので、瓶はシルエットだけにしています。銀箔を貼ったので、時間が経つと腐食してくると思いますので、それも楽しみです。

2011/02/12

外国人男性



黒人の男性の方にモデルをしていただきました。彼はタレントさんで、よくTVCMでも見かける方です。今回はカジュアルな格好で顔だけと、全身を描きました。

いわゆる肌色を使わず、自分なりに感じた色を使って、黒人の方の肌を表現されていて、絵が生き生きしています。





写真ではうまく写ってないのですが、淡いトーンで丁寧に描かれています。意外と難しいのが、頭部と首と肩のつき方です。形はよく捉えられてるので、首筋をもう少し強く描くと動きが出てくると思います。





絵を描いた上に、モデルさんにサインを描いてもらいました。ROOT ONEと描かれていて、グラフィティ(壁などに描く落書きアート)を描く時のサインだそうです。





首から肩への印象がすこし弱く感じるのですが、腰のあたりの表現はとてもいいですね。足をのせいてる、机や椅子なども描くとより良くなると思います。ちゃんと外国人の骨格に見えますね。





顔から足先までの動きがよく描けています。右手で隠れている、右膝から腿、腰のつながりは、すこし印象が弱いかもしれません。膝の関節で出来るシワを利用すると足のボリュームが出てくるでしょう。

2011/02/11

マーブリング紙を作る




いろいろな紙にマーブリングの模様をつけました。

白い紙だけでなく、色付きの紙や和紙に、自分の好きな色合いで模様を作ります。

沢山作った所で、次回はこれにデッサンをします。