2010/12/25

箔のコラージュ

クリムトの絵のように、箔でコラージュしました。
使った箔は、洋箔という真鍮が原料になった金色の箔。
安価なので気軽に使えるのが嬉しいです。

絵を描いた上に、ボンドで直に模様を描いて、その上に箔を落とします。
ボンドが乾くと、接着している模様だけが浮かび上がります。
一般的にはニカワを使用しますが、ボンドはある程度粘度があり、模様が描きやすく、かつ盛り上がるので立体的な輝きが出ます。






ボンドで模様を描いた後、箔を落としたところ。
色付きの紙のほうが、金が映えますね。
ボンドが乾いて模様が出てきたところは、また紹介いたします。






白く見えるところがボンドです。
今回ベリーダンサーに来ていただいたので、アクセサリーが多くてコラージュしがいがありますね。^^






衣装に金箔を接着しています。出来上がってみた具合で、背景の方にも金を入れても良いかもしれません。例えばタペストリーの模様を金彩したり、凹凸があるものにボンドをつけてスタンプのように模様をつけても華やかになりますね。






一般的に人物画は顔や表情が絵のメインになりやすいですが、金箔やコラージュは見る者の視線を動かしたり、異素材を組み合わせることによって、より強い画面効果を作り出します。


 箔のコラージュ、その後 >>>

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