2010/11/27

ダンサー・クロッキー

絵で人に何かを伝えられたら、それはすごい事だと思います。
上手く描くことも細密な描写も、それは表現の一つだと思いますが、大切なのは生き生きしてる事ではないでしょうか。

面白いなと思うのは、生き生きしてる絵というものが、上手い下手ではないこと。思い切って声を出してみたら、歌えた!という感じで、自分の表現で描かれている作品はちゃんと伝わってきます。

人物画のクラスでは、ダンサーの方に踊っていただいてそれを描く事があります。動いている題材ほど難しいものはないと思いますが、最初は、人が立っているのか、座っているのか、どちらを向いているのかだけでも描けたら万々歳だと思います。どんどん描いていくと、眼と手が一体となっていく感じが体感できます。細部は、固定ポーズの時に観察すればいいのです。









ダンス中のクロッキーです。人が動いている姿が、本当に伝わってきますね。いろいろな描き方があると思いますが、教室では“覚えて描く”ということをおすすめしています。じぃーっと見て、「よし!覚えた!」と思ったら描きます。^^







人の存在感が感じられてとてもいいですね。線の流れが肌の柔らかさも表現されていると思います。










2枚同じ方のクロッキーです。線を何回も引き直したり、毎回楽しんで描いてらっしゃるのが絵から伝わってきます。

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