2011/04/10

ミュシャのように



花の精のような髪飾りをつけて、セミヌードの女性を描きました。画材は自由に色をつけたり、モノトーンで仕上げたりしています。しっかり形を描くことは勉強としては大切ですが、モデルさんから受け取った印象をそれぞれが自由に表現することが、絵の魅力につながっていくように感じました。

上の作品は、モノトーンで描かれていますが、表情を含めてとても豊かな雰囲気がありますね。頭にかぶった髪飾りのラインから後頭部を想像すると、もしかしたら首が太くなってしまうかもしれません。





少し首を長く感じすぎているかもしれませんが、顔の表情も含めて、色合いとよくあっていて女性らしいですね。静かですが動きのある人物画だと思います。





南国的な印象に仕上がりました。使う色紙によっても雰囲気がかわって面白いですね。





パステルのタッチがきいていて華やかに描けています。首を境に上下ですこし遊離してる印象があります。人体の量感はでているので、線を引いて首と上体との繋がりを確認してみると良いと思います。





パステルで描かれています。肌にブルー系の色が入っているのが綺麗ですね。パステルは紙の溝に顔料を埋めていく画材なので、全体を塗りこみ過ぎると、少し重たい印象になるかもしれません。暗くしたい時は、練りゴムで取って地の色を出してあげると良いと思います。





二種類の濃さの紙で描かれていました。右の作品は色がとても綺麗なのですが、左の人体のほうが、全体のつながりが見やすいですね。女性らしいラインで描かれています。

2 件のコメント:

  1. 自分達が描いたものを時間がたって改めてみると良い所、悪い所が良くわかりますね。

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  2. コメントをありがとうございます。
    作品を一度写真で撮ってみると、画面全体を見渡せるのと、距離をもって客観的に見れるのでいいですね。

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